商品番号:1522061
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
風合い、お色味、意匠センス。
どれをとっても唯一無二。
琉球の上流階級専用の織物として、
その歴史を紡いできた首里織。
織への情熱、稀有な技術…
その全てを詰め込んだ、極上の訪問着を仕入れて参りました。
ふっくらとした花織の糸の風合いにこの図案は
あの花織の名家のお品かもや知れません…
一期一会を大切に…
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな紬地は薄手ながら絹本来の光沢感を携えて。
地色は深い藍色をベースとして立体感ある襷模様が織り出されております。
裾元には薄黄色、伽羅色、若菜色などの彩りで
装飾的な鳳梨の花織模様が織りだされております。
贅沢な絵羽取りの構図、まさに至極の琉球物…
琉球の大自然にインスピレーションを受けて…
現代の時流に合うハイセンスな仕上がり。
あくまでもさらりとした印象の肌触りながら、
見るものの心揺さぶる豊かな魅力に満ち満ちております。
華やかなりし琉球王朝を偲ぶお色柄に、琉球人の心…
見るほどに深い味わいと伝統の感じられるお品でございます。
どうぞお見逃しないよう、存分にご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:藍色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています