商品番号:1522053
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
新島ご夫妻の生み出す
美しいその首里織に何度心奪われたことか数えきれません。
琉球の恵みをたっぷりと感じて頂ける逸品。
ごくごく、シンプル。
かさなりあう色と、織によって表現されたひとの、こころ。
本場首里花織、味わい深い表情をお楽しみいただけるお品。
今回は全通にロートン織の入ったハイクラス品を仕入れて参りました。
お値打ちにご紹介させていただきますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
ほどよい厚みとこしのある帯地は、
ごく淡い青磁色をベースとした地。
ざっくりとしたその地には白藤色や灰桜、若芽色などの横段を織り上げ、
重ねるようにロートン織が浮き沈みして…
意匠の自然な凹凸によって生まれる陰影、大地に根ざした、
深みを感じさせる色使い、それらがあわさって表現された素朴な味わいは、
民芸味とやさしいあたたかみを感じさせます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街着、気軽なお食事、ご旅行など
◆あわせる着物 小紋、紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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