商品番号:1521760
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
素朴な風合いと独特の浮織が美しい
シンプルなデザインの九寸名古屋帯のご紹介です。
証紙類は付属しておりませんが、帯地や花織の地風より
首里花織によるお品に間違い無いと判断して仕入れてまいりました!
統一感のある彩りと、さり気ないデザインで、
琉球絣などの同じ産地の洒落着物や
大島、結城などにも相性がよいことでしょう。
【色・柄】
穏やかな墨色を基調とした紬地には、
樺茶色や利休白茶を込めた間道柄を浮かべ、
「菱花段文」の装飾模様を織り成しました。
繊細な彩りのグラデーションが美しく、
全体に統一感のある配色の中で、奥行きを感じるような面持ちは
なかなかお見かけしない上質を感じさせてくれます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.65m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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