商品番号:1521637
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
母から子へ、子から孫へ…
伝わってゆく、思い、願い。
おだやかな風土、豊かな自然の恵みを受ける琉球の織物。
独特の色彩にシンプルな織りの風情をお楽しみいただきたい…
女性ならではの感性によって織りあげられる、美しい絹衣。
翁長淑子氏による極上の首里花織のご紹介です。
目にした瞬間に自然を心惹きつけられてやまない、「首里の織物」
本当に少しずつを丁寧に…
全くもって、量産されるようなものではございません。
一反一反に熱意と愛情を注ぎ込んで生み出される幸せな一枚を
どうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
肌を滑る、絹本来の艶めきを浮かべる地は、
こっくりとした胡桃色を基調に織りなして。
間道の間には緯糸が交差する花織模様が表されました。
シンプルながらも手織りならでは温もりが
多種多様の表情を醸し出し
本当に飽きのこないシルエットを御楽しみいただける作品となっています。
海を渡り伝来した世界の文化が、
琉球特有の美意識や風土と溶け合い、日本の新しい伝統として実を結ぶ…
壮大な歴史を背景に感じさせてくれる美しき織物。
末永くご愛用いただける方にお届けさせていただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:胡桃色
身丈(背より) | 153.5cm (適応身長158.5cm~148.5cm) (4尺0寸5分) |
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裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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