商品番号:1520806
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
夏のフォーマル用の袋帯は毎年希少!
証紙などございませんが過去の取り扱いから
西陣の名門【 まいづる 】さんのお品と思われます
目利きの方はぜひお値打ちにどうぞ!
【 商品の状態 】
リサイクル中古品として仕入れてまいりましたが
締め跡もわずかで 太鼓箇所などは
美品でございます!
【 お色柄 】
たった数ヶ月で終わってしまう、夏。
短い季節物だからこそ、こだわりを持ってお選びいただきたい…
今回ご紹介のお品は引箔を用い、三重紗にて織り成したワンランク上の夏の逸品。
他ではまず見ることのできない、素晴らしい表情をお楽しみください。
独特のシャリ感を感じさせる軽やかな紗地。
表の一層目は淡い葡萄鼠
その地にふっくらと祥雲に観世流水を抱いた扇模様が
大胆な構図にて優彩で織り出されました。
その紗地を透かして、もう一枚下にひそむ白銀の箔に
金の露芝模様
角度によって光沢感が全く異なる表情を見せます。
上のお柄と重ね合わさって幻想的なムードを醸し出して、あらわされた美しい世界観。
さらりと肌に心地よく、程よいハリと柔らかさ。
紗地独特の透けた風合いが夏の装いにこの上ない涼感を誘うお品です。
夏の後姿に、比類なき表情をご堪能ください。
名門の逸品をどうぞお見逃しなく!
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.38m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お茶会、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています