商品番号:1515322
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
南国、琉球より、
実に風情豊かに装おっていただける、手織り特選壁上布。
今回ご紹介するお品は、
三代続く名門織処丸正織物工房による丁寧な手織りの作品です。
素材・染・意匠デザイン、その全てから
「伝統」「民芸」では納まりきらない魅力が溢れ出ているよう…
身の周りの自然や暮らしの道具などをモチーフにした琉球かすりのデザイン。
琉球王朝時代には首里の王侯貴族、士族の着物のために描かれた、
「御絵図」によって厳密に製作されておりました。
そうした先人たちの思いを受け、
琉球かすりには沖縄独自の伝統の技術・技法が行き渡り、現在に至っております。
そんな伝統あるお品、
ぜひこの機会をお見逃しなく!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
シャリッとした肌ざわりに、
風が通り抜けるような、品良い透け感のある素材。
透け感美しいさわやかな青色の地に、
絣織りにて表現された琉球伝統文様。
そして、琉球の美しさを表現する鮮やかな縦縞模様を
白と緑により織りなされました。
リズムよく配されたお柄のムードに、
南国らしい、おおらかなムードが存分に表現されております。
目に、肌に、涼の心地を存分に運んでくれます。
暑い沖縄の織り人の知恵によって生まれた織りものは、肌にまとわりつかず、
大変爽やかな着心地をお楽しみいただけることでしょう。
麻素材のようにも感じますが正絹100%で織られています。
シルクならではのこの美しさ…画面では伝えきれないのが残念でなりません。
きっといつの時代にも洗練された装いをお約束する織物です。
母から娘へ、受け継がれゆく大切なおひとつに…。
この機会をお見逃しなさいませんよう、よろしくお願いいたします!
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100% 縫製:手縫い
※座敷当てが付いています
身丈(背より) | 158.3cm (適応身長163.3cm~153.3cm) (4尺1寸8分) |
---|---|
裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 35.2cm(0尺9寸3分) |
袖丈 | 49.8cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73cm(1尺9寸3分) 袖巾36.2cm(9寸6分) 袖丈51.8cm(1尺3寸7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~9月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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