【加藤機業場・加藤改石】 石川県無形文化財 手織り牛首紬 【仕・中古美品】 「霞」 無地感の気品。。。 身丈171.2　裄70.4

【仕入担当　竹中より】

レアなお品が入荷いたしました。
ご存知、加藤改石の牛首紬、お仕立て上がり品でございます。
お値打ちのわかる方は本当に喜んでいただけることと思います。
どうぞこの機会にご覧下さいませ！


【商品の状態です】
リサイクル品として
仕入れてまいりましたが着用感もなく
仕付け糸もついたままの美品です。
お目に留まりましたらお値打ちに御召しくださいませ。


【お色柄】
石川県の重要無形文化財に指定されている、牛首紬。
古くは江戸時代の文献にもその名が残る織物です。
第二次世界大戦以後次々と廃業していくなか、
ただ一人糸作りを続けた加藤志ゆんさんのご子息、改石さんが作るお品です。

糸作りから織り上げるまで、全ての工程を手作業によって行います。
経緯（たてよこ）に手座繰り糸を使っているだけあって、
その風合いは本当に素晴らしいものです。
丁寧な手織りのお品ですので、そのしなやかな風合いと丈夫な生地質は、
この先も何十年と変わることはないでしょう。

通常一度に一疋（二反分）織る際には、一週間かかります。
月産では十数点しか織り上げることができません。
また、取扱いルートがきっちりと決まっており、
極限られた問屋にしか生地が納められませんので、
それだけで大変な価値がございます。

地色は、玉糸の節感がおもむきある淡い湊鼠
その地に
ごくごく淡い青磁の糸で霞のように織り上げられた奥ゆかしさは
是非ともお手元でご確認していただきたいお品。

経緯（たてよこ）の糸を手仕事の座繰りでつくり、丁寧に時間をかけて手織り。
自信を持っておすすめいたします。
末永く大切にお召しいただくひと品として、
どうぞ存分にご愛用くださいませ。

【　牛首紬について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1988年6月9日指定）
石川県指定無形文化財（先染紬）

石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕（かいこ）が作った玉繭（たままゆ）から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。

また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬（くぎぬきつむぎ）」とも呼ばれる。

バイヤー
竹中 浩一

090-4761-5225

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