商品番号:1481962
(税込)
【仕入担当 竹中より】
希少な改石牛首紬を、雅染匠による京摺り友禅で染めた紬着尺をご紹介致します。
手織り牛首紬の節感豊かな紬地に京摺り友禅のモダンな染めを施した
こだわりの一枚を入荷致しました!
カジュアルなパーティーやお食事会、行楽など趣味性を添えた装いに、
他には無い風合いと彩りをお楽しみ頂ける逸品社交着です。
織物ファンの方は必見、希少な一枚をお値打ちにお届け致します!
【お色柄】
地色は深みのある墨紺を基調に染めて。
意匠には円をつないだ鹿の子を抱いた
幾何意匠を描き上げました。
改石牛首紬ならではの節の風合いが浮かび上がり、
摺友禅のかすれの染め味とあいまって
シンプルながらも表情豊かな1枚となっています
通好みの1枚!
ぜひご検討くださいませ!
【改石牛首紬について】
現在、本場牛首紬の織元は「白山工房」と「加藤手織牛首つむぎ」の二軒のみ。
そのうち、本作品の帯地を織り上げた「加藤手織牛首つむぎ(旧:加藤機業場)」は、
「改石牛首紬」の名でも知られています。
牛首紬の特徴である玉繭糸を緯糸の100%に使用し、
素朴な節の風合いが浮かび上がる様は、意匠の優雅さを一層引き立てるものです。
【牛首紬について】
日本の三大紬のなかでも、生産量が一番少ないとされている牛首紬。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけ用いますため、
牛首紬は、着物・帯を合わせて年間数千反と言われております。
加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、
別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
【雅染匠について】
名門一流ブランドも染め出しの依頼をされる
京友禅の名門【雅染匠】。
京都でおしゃれものを作らせれば一番と評判の染匠さんで、
その繊細な糸目の技術や、ぼかし染めのなんともいえない輪郭、
濃地の中の薄色ぼかしなど他の追随をゆるさない卓越された技術を持っておられます。
―受け継がれる摺り友禅の美―
その全ては、ものづくりへの類まれなるこだわりにございます。
摺り友禅の美しさの所以は、なんと言っても色彩の良さにございます。
生地に直接染料をのせる摺り友禅は、
多くの型枚数を用いて職人の手で暈し染めていき、
その美しさは手描き友禅にも引けをとりません。
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
絹100%
長さ約13m 内巾37.5cm(裄丈71cmまで)
白生地には、加藤手織牛首つむぎ(旧:加藤機業場)の牛首紬地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルなパーティー、お食事会、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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