商品番号:1516644
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
繊細で確かな織の技術。
民芸的でありつつも、現代の町並みにも融けこむその構成美…
那覇伝統織物事業協同組合の現理事長である
『安座間美佐子』氏による逸品。
目にした瞬間に自然と心惹きつけられてやまない、
極上の首里道屯織全通八寸帯をご紹介致します。
まずはごゆっくりご覧ください。
【 お色柄 】
やや厚みのある、おだやかなフシ感の濃い黄金色の紬地…
手織りならではの温かみのある質感は心地よく
惜しみなく手間のかかった織りの風情をお楽しみいただきたいほど…
首里花織は緯糸を浮かせて織られている事に対して
道屯織(ロートン織)は、経糸(たていと)を浮かせて織られており
細かに織り込まれた遊び心と立体感のある風合いは、
見つめるほどに深みを増してゆくようです。
一見シンプルなように見えますが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、
その控えめな色彩の中に、織り手の誠実さや根気強さを感じ取っていただけることと思います。
またロートン織りの帯は、綴のように両面結んでいただけることも特徴で
お着物初心者の方にも大変おすすめの両面全通の洒落帯でございます!
一期一会のこの機会に、どうぞご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.6m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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