商品番号:1541236
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
沖縄の芭蕉布(ばしょうふ)、静岡の葛布(くずふ)と共に…
日本三大古代布のひとつに数えられる織物、
科布(しなふ)もじり織八寸名古屋帯のご紹介でございます。
無地も希少ですが、もじり織りの作品は大変貴重なものでございます。
最近では製作数も少なく本当に希少でございます。
今回特別に仕入れることが出来ましたので、
織物好きの方にお届けさせて頂きます!
制作数が少なく、ご紹介は本当に少なくなってきております。
お目に留まりましたらどうぞお早めに!
【 色柄 】
山里の暮らしの中で受け継がれてきた伝統と、
根気のいる作業を経て生み出される素朴な風合いの布には、
力強い生命感が溢れています。
今作は、科の自然なお色味をベースにして
もじり織を加えた一条です。
白茶色に染めた糸で横段を浮かべ、
その合間にもじり織によるざっくりとした横段柄を織り成しました。
≪科糸織帯の取り扱い≫
科の木の芯皮を糸に紡いで原料にしており、自然の樹木の香りがいたします。
また、織機が明治以前のいざり機なので、織る時に
タテ糸・ヨコ糸ともに水に濡らして織りますので、耳巾が不揃いになります。
このように原始的な織布ですから独特な自然の風合いと色彩になり貴重な商品です。
お召しの際には、乾燥しておりますと硬い風合いになる場合がありますので、
前の日に霧吹きをして掛けておきますと柔らかくなります。
ご使用後も同じように霧吹きして掛けてからシワを延ばして陰干ししてください。
【 科布について 】
「シナノキ」や「オオボダイジュ」の
樹皮からつくられる日本最古の織物のひとつ。
葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布。
樹皮から採れる靭皮繊維をはぎ、灰汁で煮て薄く裂き、
出来上がった糸を織り上げる。
茶褐色をしていて粗剛で織り目はあらく野趣に富み、
通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに
味わいが増す。
現在は新潟県や山形県の一部地域のみで生産されている。
科糸100%100%
長さ3.6m(仕立て上がり時)
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご年代は問いません
◆着用シーン 行楽、お食事会、ショッピング、女子会、街着など
◆あわせる着物 上布、芭蕉布、紗紬、夏御召、単衣の紬など
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