商品番号:1509693
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
屋冨祖幸子氏の【 やふそ紅型工房 】より。
落ち着いた彩りで味わい深いお柄を染めあしらった
本場琉球紅型の特選九寸名古屋帯のご紹介です。
やふそ紅型らしい彩りと構図を小紋や織のお着物など
カジュアルスタイルの帯姿でお楽しみいただけ、
紅型でも控えめな彩りのものをお探しの方に
おすすめでございます。
【 お色柄 】
さらりとしたシボ感の、ぐんまシルクを使用した
紋意匠地に、くすんだ濃藍、墨黒、青丹(あおに:
やや黄色みのくすみの抹茶系の色)、濃鶯茶などの
アースカラーの彩りにて、親王椰子の葉が大胆に
染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
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やふそ紅型工房ついて
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1975年設立
2006年地域団体商標登録認定
経済産業大臣指定伝統工芸品、沖縄県無形文化材指定を
受けている琉球びんがたを製作している。
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屋富祖幸子について
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伝統工芸士
琉球びんがた事業組合理事長
琉球びんがた普及伝承コンソーシアム代表理事
那覇市大道にある紅型工房
やふそ紅型工房の代表
日本伝統工芸士会作品展入賞、
日本民芸公募展優秀賞受賞など数々の受賞歴があり、
現在、沖縄県内をはじめ、東京、福岡、京都など、
各地で展覧会を開催。
沖縄伝統工芸「紅型染」の普及に努めている。
2001年のサミットでプーチン大統領が着用した
かりゆしウェアを手がけた。
古典柄を使った帯や着物などの作品の
創作はもとより積極的に『紅型教室』を開き、
『生活の中にある伝統工芸』をモットーに、
日傘や琉球絣、漆器を染めるなど、『紅型』を
生活の中に取り入れた様々な新しい商品も
開発している。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄 ※タレ先無地
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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