商品番号:1506983
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
開業は昭和23年。
東京染小紋の大家、金田染工場の三代目にあたる、
金田朝政氏(二代目・金田昇)の手掛けた、
滅多とない九寸帯を仕入れて参りました。
落ち着きある彩りと構図でハイセンスな帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらり、しなやかな風合いの紋意匠地。
ごく淡い牡丹鼠色の地には
松皮菱に草花が染め出されました。
ひと色抑えた、
作家ものならではの格別のセンス漂う仕上がりです。
シンプルでありながら、
さりげなく目を引くこだわりの一条として…
創作性豊かな一品をお楽しみ下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 手付江戸小紋について 】
伊勢型紙を白生地の上に置いて模様の部分を糊で防染し、
地色を一色で染めて糊を落とすと、模様の部分が白く残ります。
この技法で染められる小紋が、江戸小紋。
武士の裃(かみしも)として、また将軍や大名は各自専用の模様を定め、
それを留柄(他者が使うことを禁じた模様)としておりました。
やがて元禄時代には多様な文様が町人層に広がり、洒落着としても用いられるようになりました。
江戸小紋の紋様は、数千種あると言われております。
また型紙の長さは45cmほどですから、一反の着尺(約12m)を染めるには
何十回も型紙を送って染めなければなりません。
極型の江戸小紋を一分の狂いもなく送って糊付けするには、
これもまた熟練した技術が必要です。
絹100%
長さ約3.85m(長尺)
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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