商品番号:1544941
(税込)
【仕入担当 竹中より】
紅型の第一人者として知られる城間栄順氏の工房で修行し、
2002年に、工房「空」を立ち上げられた「島袋りべか」さん。
現在は紅型の講師として普及活動にも携わる、気鋭の作家さんです。
工房名を「空」にしたのは、
落ち込んだ時に空を見上げると元気をもらえるから。
こう語る島袋さんの作品は、文字通り、
澄んだ青空のような優しい魅力に満ち満ちております。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れましたが
使用感もほとんどない美品です
お好みがあわれましたらぜひ!
【お色柄】
今回ご紹介致しますのは素材感たっぷりの
紬地に藍型で染め上げた1枚です
オフホワイト地に冴える藍濃淡にて
松竹梅をモチーフにした意匠に
経巻と龍田川紋などをちりばめた草紙模様が
描き上げられました
さりげなくも印象に残るおしゃれ帯
どうぞお見逃しなきようお願いいたします!!
≪ 紅型工房「空」 島袋りべか ≫
1995年 城間びんがた工房に入る
2001年 沖縄県工芸指導所(現在の工芸支援センター)に入学
2002年 独立 “工房 空”を設立
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100% 長さ約3.76m
◆全通柄
◆最適な着用時期 袷時期10-5月
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、女子会、小旅行 食事会 街着、お稽古など
◆あわせる着物 御召、小紋、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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