商品番号:1499297
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
まずお品がそうそうございません。
この存在感…
ひと目で心奪われる意匠に、風格あふれる一品をご紹介いたします。
唐織の名門河合美術織物から独立された(実弟でいらっしゃいます)
河合康幸謹製の逸品袋帯でございます。
きっとお写真でもおわかりいただけることでしょう…
力強さに込められた、繊細な西陣匠の感性。
是非ともこの機会にお求めくださいませ!!
【 お色柄 】
清雅な白地に表現された「能楽連珠華文」。
淡い帯地にも確かに浮かび上がる、連珠華文に用いた同系の白と金、
アクセントに白茶色を込めた色数を抑えた表情はまさに秀逸。
同じ柄の繰り返しのように見えながら、細部に少しずつ違う箇所があります。
計算されたこの「揺らぎ」にこそ、康幸氏のこだわりが垣間見えます。
プロをうならせることはもちろん、おきものをご存じない方がご覧になられても、
ひと目で「よきもの」とお分かりいただけます。
本物を知り尽くした匠ならではの確かな織り味をご覧いただきたく思います。
末永く受け継いでいっていただくお品として…
是非この機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【河合康幸について】
唐織の名門河合美術織物にて研鑽を重ね、平成4年に45歳で独立。
以来、現在まで唐織一筋で新たな作品を生み出し続けておられます。
氏の図案・織へのこだわりは非常に深いものがあります。
一本の帯の中でも、同じような図案の繰り返しにならないように、
柄に僅かな違いを持たせて織り上げる…
当然、製織にかかるコストは上がります。
かといって、遠目に見るとほとんど分からないこの「差」にこだわり、
どことなく「優しさ」が漂い、丸みを感じる柄に仕上げられています。
唐織に対するこだわり。新しい柄の創作への情熱が存分に込められた作品。
この上品な面持ちに込められた、康幸氏の思い・こだわりを
是非お手にとってお確かめくださいませ。
【 河合康幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2428
西陣の名門・河合美術織物にて修行後、
平成4年に45歳で独立。
以来現在に至るまで唐織一筋に帯を
製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2428 河合康幸謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地
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