商品番号:1494413
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
さすがの名門!
高度に究められた、西陣匠の織技。
歴史と伝統にのっとった、正統派の意匠デザイン。
フォーマルものから洒落ものまで…
抜群の意匠美できものファンをうならせる超一流西陣織屋、加納幸。
様々なランクのお品を創作されておられますが、こちらの作品は、
織り上げ数も格段に少ない、とりわけハイグレードな逸品でございます。
きっとお手元にお届けしましたら、ひと目でお分かりいただけるものと思います。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として
仕入れました
締め跡がわずかにございますが
おおむね美品としてお届けできます
【お色柄】
金糸にて紗綾型地紋が織り出された
薄茶の帯地。
しなやかに軽い織りの仕上がりは、
あくまでもお締めになられる方の負担にならないように考えられ、
なおかつしっかりとした地風を感じさせてくれるものがございます。
その地に
燻されたような金の箔を織り込みながら
萩花模様をあらわし それを背景に
ふっくらとした唐織にて 梅花や桜 菊に波などの
琳派ゆかりの意匠を丸文にちりばめました。
しみじみとした風雅さに、唐織の富貴さが絶妙な調和をみせます。
ひとところとして飽きさせることのない…
独特のそのかたち、意匠として高められた文化の粋。
唐織のぬき糸使いは限りなくふっくらと…
そっと触れれば、こんもりとした富貴さを。
いにしえからの伝統をひっそりと忍ばせるように、豊かに表現されております。
かもし出される風格は、まさに絶品。
一点たりとも気を抜くことなく、細部までこだわりぬいた作品の持つ力。
西陣匠の、あくなき挑戦心が垣間見られるひと品です。
色留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地などとのコーディネートで、
見事に昇華された空間の美をご堪能くださいませ。
名門の傑作品を、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 加納幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.440
1889年(明治22年)創業
専門店指向のフォーマルから、通をうならせる
ユニークな創作品まで幅広く製織する織元。
手織の最高級帯を創作する織屋としての一面も
さることながら、都会的色彩感覚、デザインを
全面に打ち出し、従来の和装の概念にとらわれない
イメージの帯を次々と創作、新しい境地を常に切り開く、
攻守そろったものづくりをしている。
海外での評価も高く、世界的に有名なファッション雑誌への掲載、
メトロポリタン美術館において、ジャパン・アート特別展に出展され、
現在も美術館の収蔵となっている作品もある。
現在の加納幸のコンセプトは『粋さと上品さの両立』。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金属糸風繊維のぞく
長さ約4.45m(お仕立て上がり時)
加納幸謹製
◆最適な着用時期 袷 10-5月
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 入卒式、結婚式、披露宴、パーティーなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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