商品番号:1484696
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
素材の持つ質感をいかした装い…
西陣の名門・高島織物より、モダンであたたかみのある、
ありそうでなかなかない、表情豊かな紬袋帯のご紹介です!
お目にとまりましたら是非おご検討下さいませ!
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として入荷しました
二つ折りの締め跡が中無地などにございますが
お太鼓箇所はおおむね美品です
【お色柄】
ざっくりとした表情ながら、さらりとしてしなやかな帯地。
素材の表情を活かした軽い織味の趣ある墨色の帯地は、
フシ糸が所々顔を覗かせ、素朴な素材の持ち味がよく伝わって参ります。
紬地にたてに走る節糸がかもし出す、ほのかな陰影…
織り出された意匠に、より深みを感じさせる帯地となっております。
そのこだわりの絹のキャンバスに織り出されたのは、異国情緒を感じさせる、
牡丹唐草をモチーフにした、唐花献上紋。
統一された色彩に、さりげない
箔糸使いで織り出された意匠が、地色になじみながらも、個性を感じさせる
雰囲気に仕上がりました。
おしゃれ訪問着、付下げ、色無地、小紋、金糸もあまり目立ちませんので
織のきものなどとのコーディネートで。素敵なシルエットを存分に
お楽しみいだだけるおすすめの1点です。
モダンで小粋、名門が綾なす美のハーモニーを是非ご堪能ください!
お手元でご愛用頂けましたら幸いで御座います。
【 高島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.353
大正4年(1915年)創業
古典美を基調にしながら、現代的な
感性を吹き込んだ「着る人を彩る」帯を
追求し、ものづくりを続けている。
ローマングラスの輝きを引箔で表現した
「青銅箔」のシリーズが有名。
【 沿革 】
1915年 初代・髙島茂七が京都・西陣にて織物業を始める
1940年 髙島茂七没
1948年 二代目・高島シズ子により西陣にて織物業を再開
1958年 髙島織物株式会社を設立
1966年 引箔の八寸を手掛け、製造販売開始
引箔袋帯の製造開始
1974年 業界に先駆けてデザイン室を開設
意匠、組織、素材の開発に尽力
1980年 新しい引箔の開発を目指し古代のガラス工芸
ローマングラスに着目、研究に着手
1982年 ローマングラスの神秘の輝きを引箔の技法を
駆使して再現した「青銅箔」を発表
帯のたかしまの代表的ブランドとして定着
1983年 引箔の表面加工に漆を使用した「本金彩漆箔」を発表
1984年 西陣の中でも振袖用袋帯に力を入れた
髙島織物が、全通袋帯「優」を発表
金箔、銀箔をレーザーで焼き付けたハイテク技術
「四次元箔」を発表
1985年 900 ジャガードを導入
1200 ジャガードを導入
細い緯糸を使った「繻珍織」を発表
1986年 従来の3~4倍の太さに裁断した引箔を用いた
創業70周年記念作品 「絢錦」 実用新案登録
1991年 「天象青銅箔」「螺鈿青銅箔」「福寿」等
意欲的に新商品の開発に取り組む
2000年 振袖用袋帯「花こよみ」を発表
2001年 振袖用袋帯「七彩織」を発表
2003年 振袖用袋帯「上品錦」を発表
2005年 振袖用袋帯「花ロマン」を発表
2015年 創業百周年を迎える
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹:82%
指定外繊維(紙):14% レーヨン:ポリエステル:4%
長さ4.47m
西陣織工業組合証紙NO.353 高島織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下 色無地 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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