商品番号:1544398
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
名門の風格。
一目で良き夏物であるということがおわかりいただけることでしょう。
名門ふくい謹製の絽九寸名古屋帯をお届けいたします。
西陣ふくいが丹精込めて織り上げた夏名古屋帯。
ご存知のとおり、「織匠十一代目篠屋宗兵衛」などの
人気ブランドを抱える「ふくい」のお品ですので、
その仕上がりとセンスにはまず間違いございません。
夏の色無地や付下げ、小紋などにコーディネートをお楽しみください。
夏物は段々と織上げの数が減っておりますので、
シーズンに入りますとなかなかお好みのお柄にめぐり合えない…
ということをご経験の方も多いかと思います。
夏の名古屋帯は機を止められた機屋さんも多いと聞きます。
これから定番のお品もどんどん手に入りにくくなってきますので、
お色柄の揃っているうちに…
お見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
爽やかに風を通す、クリーム色の絽の帯地。
シャリっとした、夏にふさわしい織りくち。
意匠には金の箔糸と淡い彩りを用いて
雲取に七宝模様が表されました。
清雅な華やぎ満ちた面持ち。
古典的でいて優雅な雰囲気を醸し出しております。
キラリと煌めく箔糸が上品なアクセントとして帯地を彩ります。
さらりとシンプルに涼やかな面持ちです。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹70% 金銀糸風繊維除30%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.295 ふくい謹製
おすすめ帯芯:夏綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お茶席、お稽古事、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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