商品番号:1518893
(税込)
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れました
大切に保存されていたのでしょう、
美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【仕入担当 竹中より】
二代・由水十久氏の、襲名前の超レアな傑作品が入荷いたしました!
落款登録されてから、襲名までの僅かな期間に製作された大変希少な作品でございます。
二度とご紹介のお約束は出来ないであろう破格値に加え、
その希少性・価値はすぐにお分かりいただけることでしょう。
お目に留まりましたら何卒お見逃しなきようお願い申し上げます!
父である初代由水十久に染色を師事され、
昭和62年に独立、加賀友禅作家として落款登録されました。
その翌年の昭和63年7月に初代由水十久が死去。
平成元年に「由水充工房」を設立し、
同年7月に「由水十久工房」と改め、二代由水十久を襲名されました。
由水十久――
幾年もの時を経ても、本加賀友禅史上に燦然と光り輝き、
これから後も褪せることのない、その名。
美術品と同格、芸術的価値ある作品でございます。
二代 由水十久氏は、父であり師である初代に学び、その作風を受け継ぎました。
天才的な表現技法と配彩の妙、ことに緻密な人物描写は、時代を超えて、
数多くの同じ作家の間からも高い評価を得ておられます。
昭和52年の初入選以来数々の賞を受賞し、現在もなお活躍を続けておられます。
しっかりとした日本画の素地を持ち、ただ美しいだけではない夢のある作品。
本品もその作風を存分に感じて頂けるお品です。
【お色柄】
ごくしなやかで肌すべりのよい、極上のちりめん地。
おだやかでやわらかなピンクベージュの風情ゆたかな地に染め上げられ、
裾をわずかに共濃をほどこし
なんともいい難い奥深さが演出されております。
そのキャンバスに肩から胸 裾にかけて
枝垂れる桜の枝模様を浮かべ
身頃には なんとも愛らしい童を一体
丁寧に丁寧に描きあげました
田楽を舞い戯れるその表情は
見るものをとらえて離さす
由水ワールドへといざなってくれます
大胆な構図と緻密な絵筆使いで描きあげられた超一流の美的感性。
図案から染めあがりまで決して妥協を許さず自身の美意識を貫徹させる匠の情熱。
まさに一筆入魂、一生一筆の素晴らしい作品です。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
【 二代 由水十久について 】
本名:由水充
本加賀友禅作家
伝統工芸士
石川県指定無形文化財技術保持者
加賀友禅技術保存会会員
石川県インテリアデザイン協会会員
1952年石川県金沢市生まれ。
加賀友禅作家、初代・由水十久の次男として生をうける
多摩美術大学で日本画を専攻。
加山又造と上野泰郎の両名に指導を受ける。
大学卒業後に帰郷。
1987年に独立、加賀染振興協会に落款を登録。
父である初代が亡くなった翌年の1989年、
二代由水十久を襲名。
「うなゐ」と呼ばれる童子の意匠を得意とし、
伝統として初代より技法等の基本的要素は継承しつつ、
より進化させつつ図案や、テーマ、配色等を
全く新しく展開。
現在も初代の意思を継ぎながら、兄・由水煌人と共に
『平成の十久』として創作活動を続けている。
歌舞伎や能狂言などの伝統芸能、古事記や万葉集、
古今集、新古今集や源氏物語、伊勢物語などの
日本の古典文学、春夏秋冬の遊びや年中行事、
日本だけでなく世界の神話や、故事来歴、
西欧の古典音楽家シリーズ、オリンピックや
サッカーなどのスポーツ、時事的な話題に
取材したものなど古今東西を童子の姿に
仮託して表現された独特の作風である。
【 経歴 】
1952年 初代由水十久の次男として金沢市大野町に生まれる
1971年 石川県金沢泉丘高校卒業
1980年 多摩美術大学日本画専攻卒業
※在学中は加山又造、上野泰郎両先生に指導を受ける
東京銀座にて個展を開催、帰郷し由水塾に入門
1987年 加賀友禅作家として認定を受け落款登録、加賀振興協会に加入
1989年 「由水充工房」設立(のち「由水十久工房」と改める)
初代由水十久の一周忌法要を機に2代由水十久襲名
加賀友禅新作競技会で第一席受賞
1990年 2代目襲名記念個展開催(京都文化博物館)
1996年 伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県立美術館所蔵)
通産省指定伝統工芸士の認定を受ける
1997年 美展において特選受賞
1999年 ルクセンブルク大公殿下御夫妻、高円宮殿下御夫妻
由水十久工房ご来臨
伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県美術館所蔵)
2001年 石川県指定無形文化財
加賀友禅技術保存会会員の認定を受ける
2018年 京都・東京にて襲名三十周年記念展開催
2021年 石川県指定無形文化財
加賀友禅技術保存会会長に就く
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:共色 たっぷりと柄付けあり
身丈(背より) | 160.7cm (適応身長165.7cm~155.7cm) (4尺2寸4分) |
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裄丈 | 66.3cm(1尺7寸5分) |
袖巾 | 34.1cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.8cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.8cm(9寸2分) 袖丈52.2cm(1尺3寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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