商品番号:1483893
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
金彩工芸の第一人者、
日本の名工、京の名工、伝統的工芸士である
和田光正氏による特選袋帯。
装う方にドレスのような華やぎを身にまとわせてくれる逸品でございます。
お目に留まられました方は、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
しなやかな帯地はシックな黒色。
花菱に七宝模様を一面に織りなし、
お太鼓には立体的な盛金があしらわれました。
本当に細やかな部分にまで気の使われた巧妙な仕上がり。
さりげない装いにも、高貴な気品や格調を身につけさせてくれる逸品です。
高雅なムードとなんともいえない味わい深い柄行の妙がとけあい、
魅力あふれるお洒落な華やぎと気品が醸し出されます。
金彩友禅を、「天職」と言い切る和田光正氏。
匠がその熟練の技を発揮して精緻に創り上げた一条。
訪問着、付下げ、色無地などのコーディネートにご愛用くださいませ。
是非この機会に、金彩友禅の雅やかな表情を心ゆくまでお楽しみください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 和田光正について 】
桃山時代から江戸初期に確立されたと言われている金彩友禅。
和田氏はそれを受け継いで、
煌びやかで美しい最高級の着物や帯を生み出しております。
昭和15年 5月 京都市に生まれる。
昭和37年 1月 見習修業後、独立して工房を持つ。
昭和43年 4月 第十三回京都彩芸服飾工芸作品発表会に於て、帯、彩芸賞。
昭和58年 1月 「横綱千代の富士関」の金彩友禅化粧廻し創作。
昭和60年12月 伝統工芸士に認定される。(通商産業省・伝統的工芸品産業振興会)
平成4年 7月 京都染色協同組合連合会伝統工芸士会 会長及び、京都伝統工芸士会連合会会長に就任。
平成13年11月 京都府伝統産業優秀技術者『京の名工』として表彰される。
平成14年 4月 大蔵流 茂山家に本金箔を使用した金彩 友禅摺箔技法と光正高蒔絵技法により玩具尽しの柄を描いた狂言衣装を創作。
【 和田光正について 】
伝統工芸士
現代の名工
金彩工芸の第一人者
光映工芸株式会社、光映金彩友禅研究所創業者
中学卒業後、叔母に連れられて訪れた
友禅の彩色仕上げの工房に弟子入り。
入門した当時、金彩加工が誰にでも出来る
簡単な仕事と見なされ、染色工程全般の中で、
従の立場に置かれている事に憤りをおぼえ
一念発起。
摺箔、押箔、振落とし金砂子などの技法が
確立した桃山時代から江戸時代初期に制作された
小袖や能装束など、金彩 技法を駆使して
創作された過去の名品のような晴らしい作品を
凌駕した着物を現代でも生み出したいと研究を開始。
22歳で独立して工房を持ち、金彩技術の
改良に取り組んだ。
染色試験場や大学の研究室の指導を得て、
ドライクリーニングにも耐え、後染め、
色抜きしても金彩が剥がれない糊の開発に成功。
修業当時十色程しかなかった金彩箔を一色一色
地道に増やして150色にものぼる新しい箔を開発した。
この独自の糊と金銀箔粉を用い、金彩のみで
制作された作品を「金彩友禅」と命名。
現在は金彩友禅の技法を用いた着物や帯、ドレスは勿論、
タペストリー、屏風などのインテリア、バッグなどの
和洋小物、アクセサリーと幅広いアイテムに、伝統の
技術を元に一層の創意工夫を加え、金彩友禅でないと
出来ないのもづくりに挑戦し続けていた。
2024年 死去 84歳
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、レセプション、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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