【お得なエブリデイロープライス】【石田巳代治】 特選本加賀友禅訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「童」 個性をまとう、加賀友禅の新境地！ 身丈159.5　裄65.5

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【　仕入れ担当　岡田より　】

日展作家としても高名な加賀友禅作家
【　石田巳代治　】氏による、加賀友禅としては
珍しいタッチの訪問着のご紹介です。

日本画や東京友禅も学ばれた石田巳代治氏ならではの
奥行きを感じさせる加賀友禅としては珍しい意匠構成の
お品で、フォーマルの装いでも個性的なものをお探しの方に
おすすめでございます。

【　お色柄　】
おだやかなシボ感の重めの目方の縮緬地を
青丹（あおに：やや黄色みのくすみの抹茶系の色）に
染め上げ、庭先で遊ぶ童と、塔などを込めた裂のような
デザインが細緻に染め描き出されております。


【　商品の状態　】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。

【　石田巳代治（いしだみよじ）について　】
加賀友禅作家
現代工芸本会員
金沢市工芸協会評議員
北水会（水墨画）会長
加賀染振興協会
金沢21世紀美術館・世界工芸フォーラム開催委員

石川県で生まれ、東京友禅をしている
実兄に付いて染を習得する。
日頃観察している庭の草花や飛んでくる小鳥、
取材に出掛けて出会い感動した世界遺産や
景色をモチーフに作品を制作。

友禅染に留まらず蝋ケツ染など様々な技法を用い、
独自の世界観を持って表現している。


【　経歴　】
1941年　石川県に生まれる
1960年　石川県立工業高校図案課卒業
　　　　 堀忠義に油絵師事
1962年　阿佐ヶ谷美術学園デザイン科卒業
　　　　商業デザインの道に進む
1968年　染色の道に入る（兄・邦一に師事）
　　　　渡辺玉花に日本画師事
1974年　独立（株式会社美装）
　　　　東京都工芸染色協同組合加盟
　　　　染色作家グループ奈瑠紫州会員
1987年　工房を金沢に移転（染色あとりえ石田）
2005年　4月金沢市香林坊大和デパートにて
　　　　第1回個展開催
2006年　3月20日～23日
　　　　ニューヨーク市国連本部ビルで平和の鐘
　　　　協賛イベントに出品(屏風2点)
　　　　3月24日～4月13日
　　　　ニューヨーク市チェルシー・大西ギャラリーにて
　　　　第2回個展開催
2008年　富山・金沢の大和デパート・アートサロンで
　　　　第3・4回個展開催(各々1週間)
2010年　現代美術展・工芸部門審査員
　　　　作品解説担当
2011年、2012年
　　　　現代工芸美術展の審査員を委嘱される
　　　　羽咋郡宝達志水町で作品展開催
2012年　1月奈良・薬師寺で染絵(薬師如来像）の
　　　　贈呈式を行う
　　　　県立宝達高校で講演・同校に作品寄贈
　　　　6月金沢市しいのき迎賓館で作品展開催

【　受賞歴　】
1992年　現代美術展入選（以後連続入選）
1993年　現代工芸展入選（以後連続入選）
1995年　日展入選
1997年　日展入選
1998年　日展入選、現代美術展次賞
1999年　伝統加賀友禅工芸展銀賞
　　　　（訪問着・白砂青松／県立美術館に納入）
2000年　日展入選
　　　　現代美術展次賞
　　　　金沢市工芸展北国新聞社長賞
2001年　日展入選
　　　　現代工芸会員40丸回記念賞
　　　　金沢市工芸展次賞
2002年　日展入選
　　　　金沢市工芸展最優秀賞
2003年　現代美術展北国賞受賞
　　　　丸与商事（株）春展示会雷鳥会賞受賞
　　　　（色留・エジプト文様）
2004年　日展入選、現代美術展北国賞受賞
2005年　日展入選 「醸光」、現代美術展北国賞受賞
2006年　現代工芸出品・本会員賞受賞
2007年　日展特選受賞・工芸部門
2008年　日展会友になる
　　　　金沢市伝統産業後継者に選ばれ、表彰を受ける

【　加賀友禅について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1975年5月10日指定）
石川県指定無形文化財

京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。