商品番号:1254050
(税込)
縦糸に絹糸、緯糸に手紡糸真綿を使用した結城紬のご紹介です。
全10色とお色もズラリそろえて参りました。
ぜひこの機会にお気に入りのお一つを見つけてくださいませ!
鼠色のお一つ。
奥深さを魅せる、落ち着いたお色でございます。
通な着こなしには欠かせない無地紬。
それは、お着物は「無地」に始まり、「無地」に行き着くと言われるほど…
お召しいただけるシーンも幅広く、帯を替えれば、普段着使いから
観劇などのちょっとしたお出かけに、また半幅帯で気軽なおしゃれにも。
帯や小物とのコーディネートをお楽しみ頂ける重宝もののお一つでございます。
原料となる真綿糸は、熟練された紡ぎ手が特殊な機械を使い、
上質な真綿を丹念に紡いだものを使用しております。
そうして出来上がった真綿糸を高機を用い、
一本一本の糸に愛情を込めて織り上げられたお品でございます。
本結城ではございませんが、そのお色の優しさや紬の風合いの良さを
着姿にお楽しみ頂きたく存じます。
どうぞお目に止まりましたら存分にご検討くださいませ!
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
保持団体の認定に変更
171名で本場結城紬技術保持会設立
同会が重要無形文化財「結城紬」の
保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
結城紬伝統工芸士認
(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
絹100%
長さ13m 内巾37cm
本場真綿雅生織結城紬同人検査の証、
本場真綿雅生織結城紬品質保証票が付いております。
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、観劇、芸術鑑賞、お食事等
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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