商品番号:1457548
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
みちのく米沢より、素材のぬくもり
おだやかな自然のお色を写し取った
特選米沢紬着尺のご紹介です。
渡邊工房【 染織工芸士 渡邊咲季 】氏による
紅花由来の色彩を込めた手引真綿の風合い豊かな
杢無地で、シンプルなデザインのお品でございますので、
コーディネートしていただきやすく、着回しのきくお品。
おでかけや街着などに、帯合わせで個性的にも
すっきりとした装いにもと、大変重宝して
いただけることでしょう。
【 お色柄 】
ふわりと軽く、程よく節間のある紬は、経糸に濃い消炭、
緯糸に藍下黒(あいしたぐろ:濃藍の上から黒で
そめたかのようなわずかに青紫みのかかった黒)の
真綿糸を用い、杢のような表情が浮き沈みする
無地に織り上げられております。
なんとも言えないおだやかなお色。
ところどころで顔を覗かせる節の温かみ溢れる風合いが、
優しい印象の着姿を演出いたします。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約12.6m 内巾37.5cm(裄71cm前後まで)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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