商品番号:1558199
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
美しき海、豊穣の大地。
穏やかに吹き抜ける風と共に、ゆったりと流れる時の中、
その優しい彩りと、豊かな質感は生み出されます。
本場琉球南風原花織。
良きセンスで人気の高い野原俊雄さんが手掛けた、
ハイクラスな紬着尺のご紹介でございます。
やさしいパステル調の色彩で織りあげた
なかなかお見かけしないお色味の一枚。
しかも花織に絣も施されたハイクラスの逸品です。
豊かな手仕事の技を…
どうぞごこの機会にご堪能ください。
【 お色柄 】
浮かぶ節感が味わい深い紬地。
透明感あるブルー、やわらかなラベンダー、爽やかなイエローやグリーンが細やかに重なり、ストライプのリズムが生まれています。
その中に織り込まれた小さな花織の意匠が、さりげなくも美しく浮かび上がり、見るたびに発見があるような趣に。
さらにトゥイグワーの絣の横段も織りなされ、
絣と花織が見事に溶け合い、実に奥行き深い一品となっております。
民芸調の花織とはひと味違う、洗練された配色とすっきりとした織りの構成。
現代の装いにも自然に馴染み、街着から軽やかなよそ行きまで、幅広くお楽しみいただける一枚です。
自信と責任を持って、大切に大切にお届けさせていただきます。
織り手の思いが詰まった花織の一枚、どうぞこの機会にお誂えくださいませ。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約12.6m 内巾39cm(最大裄丈約74cm、最大袖巾肩巾約37cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、ミンサー帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)