商品番号:1556909
(税込)
【仕入担当 竹中より】
伝統的な西陣の帯地。
豊かな彩りの競演で織り上げた帯地に、平文の意匠を表現した、
工藝味あふれる袋帯のご紹介です。
平文とは 漆器の加飾法のひとつで、金銀などの薄板を文様に切って漆面にはり、
漆で塗り埋めてから、その部分を研ぎ出すなどして文様をあらわします。
奈良時代に唐から伝わり、平安時代に盛行したとされています。
本品は一度お客様の元にわたり
未仕立て保管されていたものを買いとらさせて頂いた
二次流通品となります
【お色柄】
全通にわたり、マットな薄ベージュ モスグリーンを基調として、
太細の表情豊かな横段を織り上げました。
小粋なしゃれ味の中にも気品高く、奥ゆきのある帯姿。
もう帯の製作はやめられたとのこと…
あまり出回らないお品でございます。
どうぞお見逃しなきようお願い致します!
≪奥村克美プロフィール≫
1949年 京都の機織り職人の家に生まれ、毎日機織りの音で目を覚まし、
機織りの音で日が暮れていく、その機織りの音が空気のような
環境の中で育ったせいなのか、京都の風、香りのする美、
アートを創りたく想い、作品を作り始めた。
1986年 京都・北区にてギャラリー平文を設立
1987年 第1回(ITF)国際テキスタイルコンペティション、入選
1988年 東京銀座、三真堂にて個展
1988年 亜細亜現代美術、入選
1989年 亜細亜現代美術、入選
1989年 ギャラリー平文を上七軒にオープン
1998年 丸善京都河原町店にてCG織物画による京野菜展
*西陣ジャカード織のネックであった紋紙作成が、
コンピューターの進歩により、自分でコンピュータグラフィックシステムを
使って紋紙を作り、ダイレクトにジャカードが動くようになり、
そのジャカード機を使って織物画という、版画のアート技法を確立。
1999年 ギャラリー平文2階にて、CG織物画教室を開き、織物作家を育成。
1999年 正伝寺に陶芸窯を移設。
2002年 着mode(オリジナル・ファッション)の提案。
2005年 ギャラリー1Fにてさまざまな作家の個展を期間限定で開催。
2008年 2Fに着modeを常設展示
現在、平文に心会う作家達と、平文アートの輪を作りたく、
平文の代表者として作家活動中。
絹100%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
奥山克美謹製
おすすめの帯芯:綿芯
全通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物など