商品番号:1555092
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
キモノ雑誌にも多く取り上げられ、お着物通から高い支持を集めていらっしゃる、
西陣の中でもお洒落ものの名門≪渡文≫より…
特選西陣手織りすくい袋帯をご紹介いたします!
両面ですので、その日の気分に合わせてお好きな面をお締めいただけます。
お手にもっていただければ分かるのは、その軽さ!
長時間お締めになっても疲れにくいことと思います。
時代の風を読み、デザインの流行を貪欲に取り入れる。
一方、これまで培ってきた匠の織りの技も大切にするブランドです。
創業110年を超える老舗の織り味を、ぜひお手元で存分にご堪能下さいませ。
この機会、お見逃しのないようお願いいたします。
【 お色柄 】
特殊な織技法によって真綿糸を織り込み、平織りでありながら生地に立体感を持たせた、
ふっくらとした質感で織り成されたしなやかな1点です。
経糸にかすかな揺らぎを感じる漆黒の帯地。
意匠には、水色や青紫で飾った「紗綾形横段」を表しました。
随所に糸の太細が感じられ、手触りもしなやかな風合いが魅力の一条です。
また、真綿紬糸と強撚糸で綾なされた地風は非常に軽く、
袷から単衣まで、存分のご活用いただける地風です。
裏面はシンプルな横段ですので、コーディネートもしやすく
小物合わせで個性を発揮していただけることでしょう。
粋に織のお着物にぜひ合わせていただきたいお薦めのお品です。
もちろんお洒落訪問着や色無地などにもお締めいただけますので、
様々なシーンにご活用ください。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹90% ポリエステル・ナイロン10%(金属糸風繊維)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
渡文謹製
西陣手織協会の手織之証が付いております。
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
表地:太鼓柄 裏地:太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、女子会など
◆あわせる着物 おしゃれ訪問着、色無地、御召、小紋、紬など