商品番号:1555142
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の名門【 勝山織物 】のハイセンスなデザインの
特選洒落袋帯のご紹介です。
今回ご紹介のお品は、薄手でしなやかな紬地に、
ユニークなお柄を織り上げたお品で、おきものとの
バランスもお取りいただきやすい一品と思います。
手織り本袋のお品がこの価格!
御仕立て上がりで大変お値打ちでございますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
柔らかなオフホワイトの節感の少ない紬地に、
まるで墨描きのように、風趣な丸文に花意匠を織りあらわしたおひとつ。
シンプルでいて高い創作性を感じさせてくれる創作品でございます。
侘びさびの心感じられるような…
シンプルなようで奥深い織り上がりは、
名門ならではのハイセンスな感性によって、洒落味豊かに上げられております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(短尺)
柄付け:六ツ柄
本袋帯
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。