商品番号:1537846
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
粋でありながら透明感溢れる、極上の紗地と美しいデザイン…
洗練された洒落味は、やはり他と一線を画すセンスに溢れています。
ご存知、名門・帯屋捨松の希少な夏物の袋帯。
ご紹介できる機会が年々少なくなってきております…
ひと目見て心から離れない美の世界を、どうぞご堪能くださいませ!
【 お色柄 】
上品に繊細な透け感を魅せる白の紗地。
その地に水色と青色で杜若のシルエットを表現して、
花部分は紫色と白、桜色で織り出しました。
シンプルながらも、いざお太鼓を作り上げたときに語り変えてくるようなその表情は、
夏のお洒落に飽きのこない、爽やかな帯姿をお楽しみいただけます。
わかる人にはわかる…
帯自身が、捨松らしさを語りかけてきます。
趣あふれる計算され尽くした色彩感覚がその意匠とマッチして、
なんともいえない奥行ある表情を生み出しております。
見つめるほど魅力あふれる素晴らしい織味。
お着物好きの方にもきっと喜んでいただけることでしょう。
本当に数の少ない逸品です。
お探しの方は、ぜひこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.48 帯屋捨松謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
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