商品番号:1549204
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
高級感を放つ古典美の一条!
見れば見るほどに奥深く、惹かれてゆくその表情。
西陣織袋帯をご紹介いたします。
格調に満ち溢れたこの面持ち…
確かな古典の品格と麗しさが漂う表情をまずはじっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
銘「 吉祥市松文 」
妥協を許さない信念が込められた柔らかな手触りの帯地。
しっかりと気品を感じさせる生成色の地には全体に箔糸が織り込まれた絹の艶感をより一層深めた清雅な表情。
意匠には青海波や唐草、雲文など格調高い文様が繊細な織で市松文にて表されました。
箔糸をふんだんに用いた重厚な煌めきと、緻密な織技が織りなす立体感は、まさに伝統と技の粋。
色彩豊かな面持ちはお着物合わせも大変しやすく
訪問着やえ色無地、付下げなど幅広い装いに映える一条です。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2139 北尾文男謹製
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お食事会、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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