商品番号:1528490
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【 仕入れ担当 中村より 】
さらり、肌に心地よい質感に染織の趣…
丁寧なものづくりで、味わい深く
飽きの来ない秀逸な創作品を創作されている、
西陣【寺崎織物】さんが創作された、
特選の御召着尺をご紹介いたします。
滅多とご紹介は叶いません。
限られた場所でしからお目にかかれない、上質御召。
特に夏物は少なくなっておりますので、どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
すっきり、さりげなく、そして上質。
程よいシャリ感にふうわりと軽やかな生地が用いられております。
程よいシャリ感に、空気を含んだやわらかな質感。
深い黒を基調にして、
わたあめのようにふうわりと軽やかな地には、
葡萄色で入込菱の意匠が織りなされております。
情趣たっぷりに織り上げられました。
表情豊かなお召し地を彩る、シンプルな意匠。
そして、薄いヴェールをまとったかのような、
やわらかなぼかしの色彩がバランスよく添えられ、
奥行きを感じさせる仕上がりとなってございます。
【 寺崎織物について 】
寺崎織物さんの創業は明治38年―
創業以来100有余年にわたり、
こつこつとものづくりを続けていらっしゃいます。
とくに…その真骨頂は夏・単衣物。
今は創作数が激減しております夏御召や紋紗、単衣に適した織のおきものなどを、
糸にこだわり、織にこだわって創作されております。
糸の性質を熟知し使い分け、
それにもっとも適した製織方法によって創作しております。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ13m 内巾37cm(最長裄丈70cm)
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 茶席、お食事、コンサート・観劇、街着、カジュアルパーティー
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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