商品番号:1546208
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ものづくりの丁寧さから製作数も限られているため、
弊社でもなかなかご紹介の機会がございません。
西陣、帯屋一条・にしたに織物より、
フランスの画家・モネの有名な絵を
モチーフに創作された一品でございます。
絵画のお好きな方に、また個性を帯姿に添えたい方にお勧めしたいお品です。
趣味性高い意匠をご堪能くださいませ!
【 お色柄 】
水面の鮮やかな青色には空の色まで反映され、
水中に動く水草と水面に映る柳など周囲の樹木の姿を見事に調和させ、
すべてが渾然一体となった様子をみごとに表現されて…
その『睡蓮』を箔糸を交えながら忠実に表現した本品。
名画を後姿にみせる、なんとも贅沢な演出をお楽しみ頂けることでしょう。
絵画そのままの豪奢な雰囲気を伝えてくれ、
洋装の方の多いお席にも、しっとりなじむ趣味性の高い作品。
モダンで洒落た和姿をお楽しみください。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.880 帯屋一条にしたに織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、観劇、芸術鑑賞、美術館巡り、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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