商品番号:1428883
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の老舗・服部織物によるハイクラスの逸品「こはく錦」。
その中でも本金箔を用い、格別の艶めきを備えた逸品のご紹介です。
見る者を圧倒するこの存在感…
大人の女性の洗練された趣味性を感じさせてくれる、主役級のひと品。
是非お見逃しないようにお願いいたします。
【 お色柄 】
明るい黄色をベースに、一面に本金の引箔を用い、
実に高雅な輝きに満ちた印象…
意匠には、「オリエント更紗」と銘打たれた装飾柄が織り描きだされております。
見るほどに素晴らしく、触れればしなやかなその地風。
まさに逸品と呼ぶのにふさわしい素晴らしいお品です。
手機の帯の軽さ、締めやすさは、本当に素晴らしいものです。
ぜひお手元にて、服部織物ならではの心地良い風合いをご堪能頂ければと存じます。
【 こはく錦について 】
服部の袋帯の中でも最高級のクラスに属する
引箔技法を用いたシリーズ。
一寸巾(約3cm)の箔を、90~100本、実に0.3mm程の
細さに裁断し、緯糸と共にそれを緻密に織り込んで柄を表現する。
こはく錦では、立体感や重厚な格調を演出するために
1本の緯糸に2枚、3枚の箔を引く、二重箔(にちょうばく)、
三重箔(さんちょうばく)と呼ばれる技法が用いられて
おり、箔糸を通常よりも多用する。
箔を多用するため重量が重いと思われるが、見た目の
重厚さとは全く異なる、軽く締め易い仕上がりで、
通常の袋帯の経糸が5000本であるのに対し、
実に6000本以上の強度を上げた経糸を使用して軽量化、またより緻密な柄の表現を可能とした。
【 服部織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.259
1788年(天明八年)操業
服部織物初代・服部勘兵衛が近江の地より、
京都・西陣に移り、織物業をはじめた。
創業当初から、帯の意匠に対して並々ならぬ
情熱を方向け、熾烈な西陣の競争をくぐり抜け、
200有余年の機業の歩みを今なおすすめている。
1977年京都府より「老舗」の号を拝受、また、
1982年京都商工会議所より顕彰されるなど
数々の栄誉を受ける。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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