商品番号:1546013
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
かの地に吹くそよ風のように…
優しく穏やかなその彩り。
『てぃ花工房』『上原初子』氏の特選首里花織九寸名古屋帯をご紹介いたします。
職人さんの高齢化や後継者不足により希少になってゆく伝統織物。
それでも産地では少数ながらも、新しい織り手、染め人さんへと代替わりし、新しい感性によるものづくりがされております。
一本一本に心を込めて織り上げられる首里織の帯。
淑やかな色彩の美しい一条を厳選して仕入れて参りました。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
つやり、さらり…
肌に吸い付くような花織の高級感あふれる帯地。
光沢のある紫水晶色の地は、上品で軽やかな透明感が伝わり、紫苑色の間道を表した意匠。
お太鼓柄で、菱模様や小花の意匠が手花織にて織りなされております。
おおらかな印象ながらも、細部にこだわった本当に繊細な仕上がりは織が息づくようで、色合いも相まり力強い生命を感じさせます。
職人の手により、一つ一つ丁寧に
織り、綾なされた一条…
帯を通して職人の心血を注いだ魂、
そのカケラが飛び出し、訴えかけてくるようです。
シンプルな織のデザインにも関わらず
一目見れば引き込まれる…魔性の一条。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
お太鼓柄
沖縄県織物検査済之証、沖縄県伝統工芸品之証がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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