商品番号:1545675
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
少し染めに詳しいお方でしたら必ずやお喜びいただけることでしょう。
名門・染の北川による、創作性の極みとも言える社交着をご紹介いたします。
『染の北川』といえば、あえて申し上げるまでもない京友禅の大家でございます。
その創造性、ものづくりは多岐に渡り、様々な作品を世に届けておられました。
残念ながら、職人さんの後継者不足などで現状のものづくりが続けられないと、
2017年に、廃業されてしまいました。
本作品は、京都・室町の呉服問屋さんの所蔵品から特別に仕入れて参りました。
制作されていた当時の価格を考えますと…
本当にお値打ちでご紹介が叶った希少品です。
この機会にお手元にてご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
しっとりと肌をすり抜ける、さらりとした上質な絹布。
滑らかな質感で肌にするりと心地よく、
必ずやその上質を感じていただけることでしょう。
その地を桜色を基調として、毬栗の意匠があしらわれました。
優しくも洒落味高い雰囲気に仕上がっております。
淡い地色に美しく調和する色彩美が、澄んだ優しさを演出したひと品。
季節を纏うひと品として、
お手元でご愛用いただけますと幸いです。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約175cm 内巾35cm (最長裄丈約66cmまで 最長袖巾肩巾33cmまで)
◆最適な着用時期 9月~11月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
この商品を見た人はこんな商品も見ています