商品番号:1544992
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
一目で心奪われる、美しい染の色…
きちんとした京友禅の製作において、ここまで凝ったお品、本当にお目にかかれなくなりました。
やはり、海外友禅ものとは明らかに異なります。
シンプル故に際立つ手仕事の美しさ。
このお品の良さがわかる方へ自信をもっておすすめさせていただきます。
広幅でございますので裄長めの方も、
またコートしてのお誂えもおすすめでございます。
手仕事による揺らぎ、味を
是非お手元でご堪能いただきたく存じます。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
涼やかに、風を通す紗紬地の生地。
意匠はあくまでシンプルに。
墨色を用いて霞模様を表現しました。
ただただシンプルな線を重ねて、
13mにわたって加工された手間暇のかけられた逸品に仕上がりました。
夏らしい極上の風情を楽しんで頂けることでしょう。
これらの染めが全て手作業で施され、本当に気が遠くなる程のものでございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 白生地には、新潟県五泉市「小熊ブランド」の駒絽地を用いております。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 夏の名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。
この商品を見た人はこんな商品も見ています