商品番号:1543352
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
ぬくもりを感じさせるその風情が魅力的な
越後十日町の伝統工芸作家【 七代目 吉澤与市 】の
明石縮着尺のご紹介です。
十日町でも、市流の名門ブランドとして知られる吉澤織物のお品。
雑誌「美しいキモノ」などにも何度も取り上げられ、大変人気のある
ブランドとして定評を得ております。
暑い日本の夏。
見た目の涼やかさだけでなく、お召しの方にも心地よく
過ごしていただきたいもの。
是非ご覧くださいませ。
【 お色柄 】
シャリっとふわっと、爽やかに風を通す「明石ちぢみ」。
流行すたりもございませんので、ご年齢を選ばず末永く重宝して
頂けるのではないでしょうか。
湿度の高い日本の夏でも、さらりとした肌触りと清涼感。
今回ご紹介のお品は、黒の色調をベースに
絣によって独特な風合いを持つ間道の意匠を浮かべました。
【 明石ちぢみについて 】
特有の清涼感を持ち、美しく優雅で繊細な明石ちぢみは、
大正から昭和初期にかけて、市世を風靡したお着物です。
この明石ちぢみの技法の特徴は、緯糸に強い撚りを加え、
湯もみをして出す独特のシボと涼やかな薄地風にあります。
その薄く透けてシャリ感のある軽い地風から、
当時「蝉の翅(せみのはね)」と呼ばれ、
多くの女性達の旺盛なおしゃれ心を満たし、夏ものといえば明石と言われる程、
盛夏の市般的な外出着として定着していました。
現在は、新潟県十日町で織られ、
その素敵な生地風は、民謡にも語り継がれています。
「玉の汗にも縮まぬ 明石着れば透きます雪の肌 本場越後の十日町」
【 七代目 吉澤与市について 】
越後十日町の伝統工芸作家
旭日小綬章受章
吉澤織物株式会社代表取締役会長
【 経歴 】
1934年 十日町市生まれ
1957年 立教大学を卒業し、吉澤織物株式会社入社
1981年 本来の工芸紬(織り)に、染め、絞り、刺繍、
箔などを複合させた全く新しいおしゃれ着
「七代目 吉澤与市の世界」を発表し話題となる
通産大臣賞(3回)他、さまざまな賞を受賞
十日町織物工業協同組合理事長(三期)他、
関東八産地協議会会長、
新潟県きもの振興会会長など業界の要職を歴任
1993年 永年にわたる業界への功労が評価され、通産大臣表彰に輝く
1996年 十日町商工会議所会頭となる
1997年 産業振興に貢献したことにより、黄綬褒章受章
2006年 きもの振興への多大なる功績が高く評価され、旭日小綬章受賞
絹100%
長さ約13.5m 巾37cm〈最大裄丈74cm〉
◆最適な着用時期 5月末~9月上旬の盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
この商品を見た人はこんな商品も見ています