商品番号:1543044
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お悩みの多いお着物との帯合わせ。
そんな時はお任せ下さい!
京都室町を中心に年間約5万点の商品と向きあうバイヤー田渕による、
着物+帯のコーデセットをご用意致しました。
今回ご用意したセットは
さりげない和姿に、ちょっと差のつく着こなしのアイテム。
茨城県の結城郡で織り上げられた真綿結城紬と
洒落帯といえば…の名門機屋【 帯屋捨松 】より、
涼やかな紗地に捨松らしいデザインを織り上げた
夏物の袋帯でございます。
お着物、帯は単品での販売も行っておりますので
下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
商品番号:1538243
通常価格:249,800円税込
真綿結城紬らしい節の風合いも浮かべつつ、フワリと軽やかに織り上げられた夏結城。
かすかに奥が透けるような印象で、単衣から盛夏にかけてお召し頂ける絹地です。
結城紬の特性である真綿からつむいだ糸で織り上げた生地はふんわりとやわらかく、まるでガーゼを思わせる肌触り。
あまりの軽さに着ていることを忘れてしまいそうです・・・
お色は爽やかな若菜色を基調として一面に縦縞の模様を織りなしました。
高嶺の花の結城紬を一人でも多くの方にお召しいただきたい!
そんな思いのつまった一品です。
どこまでも淡麗な美しさ…
そのため帯合わせも自由自在でございますので是非、夏のお供としてご検討くださいませ。
真綿が織り込まれておりますので、本当にしなやかで軽やかな仕上がり。
その織り味を存分にお楽しみいただきたく思います。
【 石下(いしげ)結城紬について 】
茨城県石下地区の鬼怒川沿いの地域で生産される結城紬の総称です。
原料となる紡糸は、熟練された紡ぎ手が足踏みの「手紡機」を使い、
真綿を丹念に紡いだものを使用します。
絣模様を製織する場合は、
一本ずつ手で柄を合わせながらよこ糸を織り込んでいきます。
国指定の需要無形文化財に指定されていたいわゆる本結城とは異なりますが、
その風合いは真綿の良さが存分に感じられ、
織り手の心のあたたかみが伝わる、紬らしい紬…
紬好きの方にはお勧めの一品です。
≪帯≫
商品番号:1541574
通常価格:178,000円税込
夏らしいしっかりとした透け感を持った、
すっきりと軽い少し青みのある緑の紗地。
お柄には程よく金糸を用いて、
葡萄の文様を織りなしました。
暑い季節に清涼感を思わせる仕上がりです。
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
保持団体の認定に変更
171名で本場結城紬技術保持会設立
同会が重要無形文化財「結城紬」の
保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
結城紬伝統工芸士認
(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
【着物】
絹100%
長さ約13m 内巾40cm(最長裄丈76cmまで 最長袖巾肩巾38cmまで)
【帯】
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
西陣織工業組合証紙No.48 帯屋捨松謹製
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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