商品番号:1534857
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
この繊細なグラデーション…
思わずうっとりと見惚れてしまいました。
藤山千春さん製作の吉野間道、
中でも最高クラスの経緯柄の九寸帯でございます。
現在、12人の織り手さんが工房にはいらっしゃるそうで、
“緯柄”は工房の織り人さんが織り上げ、
この“経緯柄”の吉野間道は千春さんでしか織り上げられません。
工房で織られております緯柄の名古屋帯ですら中々安定してご紹介が出来ず、
その金額は年々上昇し現実的なお値段でご紹介することのかなり難しいお品でございます。
千春氏が確立したと言っても過言ではない吉野織の世界観をお楽しみいただける一品。
お目に留まりましたら、この機会にどうぞご検討下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかでハリを感じさせる帯地は、
上品な絹の光沢を放つ優しい白鼠色。
味わいを醸し出す美しい地です。
その地に、経緯の畦で織りなされた吉野格子の意匠。
練色の濃淡にて草木染めの風情ある表情を放ちます。
穏やかな暈しも織りにて表現されております。
草木染めにて本当に品よく、
それでいて自然の生命力を感じ、
温かみのあるお色であらわされております。
袷・単衣に存分に、本物の吉野間道の魅力を堪能ください。
極上の作品をお届けいたします。
【 藤山千春について 】
染織作家
品川区伝統工芸保存会会員
母方の親戚が八丈島で機織りの仕事をしており、
幼少の頃より織物は身近な存在であった。
18歳で東京の女子美術大学工芸科に進学。
主席で卒業後、後に女子美術大学学長を務める
染織家・柳悦孝(やなぎよしたか)の元に2年間師事。
柳悦孝の元で染織技法やデザイン案についての
ノウハウを学び、独立。
柳の元で吉野間道に出会い、独自の感性を磨き
芸術性の高い吉野間道を創作している。
自宅の庭で育てた草木や八丈の親戚に送ってもらう
島の植物を用いた草木由来の染料で表現する絶妙な
グラデーションと今までの着物にない鮮やかな
色の組み合わせが作品の特徴。
【 経歴 】
1944年 東京都品川区生まれ
幼少の頃より母方の実家の八丈島で織物に触れて育つ
1968年 女子美術大学付属高校卒業
1971年 女子美術大学工芸科卒業
1975年 柳 悦孝先生(後の女子美術大学学長)に師事
1978年 品川区大井町(現在の作業場)で染織業を始める
国画展、日本伝統工芸展に出展
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お出かけ、カジュアルパーティーなど
◆合わせるお着物 色無地、小紋、織の着物
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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