商品番号:1537817
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
遠めには細やかに…、近寄り浮かび上がる花織の美の趣。
一見シンプルですがその裏をご覧いただければ
どれだけの糸が通されるかに驚かれると思います。
シンプルな柄の繰り返しを手織にてあらわす根気のいる作業。
またシンプルだからこそ、ごまかしのきかない張り詰めた緊張感の中での美の探究。
野原織物工房・野原俊雄氏による南風原花織紬のご紹介です。
糸質の良さ、技法の確かさ、染織デザイン的な美しさはもとより、
民族衣装としての織物文化そのものを身に纏う
贅沢を存分に味わっていただけることでしょう。
豊かな手仕事の技を…
どうぞごこの機会に御堪能下さい。
【 お色柄 】
浮かぶ節感が味わい深い、漆黒の紬地。
その地に、細かに浮かぶ花織と琉球絣の縞模様…
その小さな花に目を凝らせば、その細密な織技にきっと織手の想いが伝わって…
お手元でご覧いただければ、一層その美しさを実感いただけることでしょう。
自信と責任を持って、大切に大切にお届けさせていただきます。
織り手の思いが詰まった花織の一枚、どうぞこの機会にお誂え下さいませ。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約12.5m 内巾38.5cm (最長裄丈約73cmまで 最長袖巾肩巾36.5cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、カジュアルパーティー、お食事など
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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