商品番号:1537293
(税込)
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
本場南風原花織の手織り九寸名古屋帯のご紹介です!
織り上げたのは【大城廣四郎織物工房・大城一夫】氏。
美しい色彩センスで、彩り豊かに織り出した作品です!
【仕入れ担当 吉岡より】
絣と花織を併用した大変手の込んだ織と、
凛とした美しさも感じるような素敵なデザインに惹かれて入荷致しました!
美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
地色が落ち着いた印象の帯ですので、スッキリと淡い白大島のような織の着物や
モダンな淡色の琉球きものと合わせて頂いて
キリッとメリハリの効いたコーディネートでお楽しみ頂ける作品です。
【色・柄】
やや青寄りの藤鼠色をベースに黒い縞柄を浮かべた
しなやかできめ細かい手触りの帯地。
お太鼓には、黄色や緑、赤の濃淡を込めた細やかな花織と
背景にも黄色や青の横段を加えて織り上げております。
その中で、一部に白と濃紺の絣も加えて…
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ一品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.7m (お仕立て上り)
沖縄県伝統工芸品之証がついております。
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月~翌5月(秋単衣から袷にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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