商品番号:1534667
【 仕入れ担当 中村より 】
なんとも風雅で洗練された意匠。
特選の本格手描き京友禅付下げをご紹介いたします。
ぜひお手元で美しい友禅をご堪能いただきたく存じます。
この仕上がり、きっと染めものに詳しいお方なら、
その良きものの価値をお分かり頂けることと思います。
京の最高の染め技術が終結された逸品とっても過言ではないでしょう。
訪問着ではなく、あえて付下げを選ぶ方へ。
自信をもってお届けさせていただきます。
今回は名門【まいづる】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
この機会をどうぞお見逃しのないようお願いいたします。
【 お色柄 】
[着物]
どなたがご覧になられてもひと目でよきものと分かる、生地そのものの風格。
やわらかく溶け込む絹。
とろりと水を含んだかのような、しなやかさと光沢を備えた絹地。
この生地を白藤色を基調にして、
爽やかな若緑色で暈し染め上げて。
お柄には色鮮やかな四季花の丸の意匠を描き出して。
筆舌に尽くしがたい繊細さでございます。
この構図と彩りにこそ、染匠のこだわりが感じられる抜群の仕上がりです。
染匠のセンス、独特の構図を活かし手加工による丁寧なものづくり。
どれを見てもその素晴らしい仕上がりには、思わず言葉を失います。
細部に渡り、まるで見惚れてしまうほどの美しさを備えた一枚です。
[帯]
厳選された材料で織り上げられた本物だけがもつ気品と風格が、
優美な装いを演出するひと品。
「優雅檜垣文」と題されたお品。
上品に光を放ち、
爽やかな白銀色の煌めく帯地。
お柄には、装飾的な檜垣模様のエレガントな意匠があらわされました。
豊かな彩りに、銀糸が煌き、
均整な意匠にリズムを奏でるように表現されて。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 染匠について 】
昔ながらの手染めにこだわり、よき友禅の加工、ハイセンスな
デザインの専門店向けの逸品ばかりを創作されている、
京の工芸染匠のお品でございます。
丁寧な仕事、構図の美しさ、色彩感覚。
匠の洗練されたセンス、確かな技術がダイレクトに伝わって参ります。
染元のお名前は伏せさせて頂いております。
お気になられる方はお気軽にメール・お電話でお問い合わせ下さいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たち切り身丈195cm 内巾37cm(裄丈70cmまで)
[帯]
絹50% レーヨン25% ポリエステル20% ナイロン5%(金属糸風)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.29 まいづる謹製
六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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