商品番号:1534072
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
通の方にも おすすめの素敵な本場大島紬をご紹介致します!
シンプルでありながらもセンスの光る一枚でございます。
2023年の奄美大島紬の年間生産数は3,000点を切りました。
12マルキカタス式や一元式などの複雑な絣のお品はもちろんですが、
実は地空のお品も年々生産数が少なくなっております。
それもそのはず。
地空のお品はそれ以外の大島紬に比べて
お値段が市場に通らず、比較的安く卸されています。
そのお値段の割には地空部分が多いことで
難が目立ちやすく、きれいに絣模様を出すためには
熟練の技が必要になっております。
上記の理由から地空の生産から、
詰絣の生産へシフトしていく機屋さんも少なくありません。
そんな希少なお品がお仕立て上がりで入荷しました。
お目に留まりましたら何卒お見逃しなきようお願い申し上げます!
【 お色柄 】
泥染によるこっくりと深い黒の絹地には、
シンプルな小花菱の意匠が表現されました。
凛とした上質さ、美しさをもちあわせた素敵な仕上がりとなっております。
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティ、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛けなど
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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