商品番号:1532317
(税込)
あの老舗【東郷織物】によるモダンな大島紬のご紹介です。
中でも珍しい、「ポツ絣」と呼ばれる絣合わせをし、
手織りにて織り上げられたハイクラスの一枚でございます。
【仕入れ担当 吉岡より】
淡く優しい絹地にそっと浮かび上がる上品なデザインと、
サラリとキメ細やかな大島紬らしい風合いに惹かれて仕入れて参りました!
創作数は限れられており、卸されるルートもほぼ決まっているため、
なかなか流通せず、探しても見つからないハイクラス大島でございます。
ファンの方には涎垂のお品…
ぜひともお見逃しなく!
【色・柄】
細やかな絣の重なり。
淡いアイボリーと白茶の濃淡で細密な縞が込められた地に浮かび上がる
シンプルに表現された絣意匠。
タテ・ヨコにキリッと黒い絣糸を込めて、
「石段」柄を表現した一枚は、着姿に洒落味と粋な趣味性を醸し出してくれます。
この優しく穏やかな彩りは五倍子や杉、梅、よもぎを用いた草木染で糸を染めて
表現されたものです。
雑誌などでご覧になられて、お探しの方もきっといらっしゃることと存じます。
独特の感性は、洋服感覚で着こなす都会的な和姿を演出いたします。
シンプルモダンな着こなしを楽しまれる
大島ファンの方に是非おすすめしたいデザイン性の高い出来栄え。
センスも良く、めったと出会えない秀作と思います。
大島は一生ものとして、是非こだわりの一枚を見つけてくださいませ。
母娘代々にわたり、受け継ぐおきものとして、
末永くお召いただけますと幸いでございます。
【 東郷織物について 】
宮崎県都城市にある織物工房。
1947年東郷治秋と永江明夫(現代の名工)によって
創業され、現在は谷口邦彦が代表を務める。
「薩摩絣」「大島紬」「夏大島」を主軸に、
緻密な絣物の高級品からカジュアルな洒落絣を
製造している。
締機の工法を完成させた永江伊栄温の三代目に当る
東郷治秋と、薩摩絣の発明者である永江明夫の二人で
都城に創設した。
今となっては唯一の薩摩絣の製造元である。
「綿薩摩」は一般呼称で、東郷織物では
絣糸を使い手織りした最高級品を「薩摩絣」、
機械織りのものを「綿さつま」と呼ぶ
東郷の薩摩絣は経糸に80番手、緯糸に60番手という
極細の綿糸が用いられている。
【 沿革 】
1947年 東郷治秋が新天地を求め鹿児島より都城に工場を移し、
永江明夫と二人で現在の製品の基礎を作る。
1950年 法人化
1955年 東郷治秋、永江明夫の二人で新商品開発に着手。
色大島の完成を見る。
さらに木綿による今日の現代薩摩絣の礎を築く。
1974年 谷口邦彦、東郷織物工場入社。
義父、永江明夫に師事
1985年 都城市市民文化賞授賞(永江明夫)
1997年 宮崎県県文化賞授賞(永江明夫)
1998年 黄綬褒章授賞(永江明夫)
1999年 代表理事に就任。
都城絹織物事業協同組合理事長就任(永江明夫)
2003年 銀座三越屋にてグループ展(谷口邦彦)
2006年 京都三条ギャラリーにて個展(谷口邦彦)
2008年 鹿児島黎明館にて個展。
銀座交詢ビルにて個展(谷口邦彦)
2009年 銀座交詢ビルにて個展(谷口邦彦)
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%
長さ約12.9m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
東郷織物オリジナル証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷) 6月・9月(単衣)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる帯 夏の九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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