商品番号:1531794
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【 仕入れ担当 更屋より 】
真摯な物作りへの姿勢、
約100年もの間に時代の風を読み、デザインの流行を貪欲に取り入れる。
シンプルでありながら織りの技が光る一条。
ご存知名門『渡文』より、手織りすくい織りの逸品をご紹介致します。
今回特に良きお色柄のお品を厳選して仕入れて参りました。
両面柄ですので、装いや気分にあわせて使い分けて、
大島、結城、しょうざん、タッサーなど、
高級な織のお着物にぜひ合わせていただきたいお薦めの一条です。
コレクションのおひとつに西陣伝統の本物の織り味をお加えくださいませ。
【 お色柄 】
今回のお品は特殊な織技法による「櫛掻き織」
(つげ櫛で横糸を一本一本丹念に、よろけの動きを出しながら織る技法)
により、平織りでありながら生地にボリューム感をだし
素朴で軽やかな色と質感で織り成されたしなやかな一条…
お柄には創作性あふれる鳳凰を織り現して…
帯芯が透けるようなざっくりとした部分や、
立体感を生み出す太糸を用いて織りの表情豊かに仕上げられました。
また、真綿紬糸と強撚糸で綾なされた地風は軽くてシャリ感があり、
袷・単衣に存分のご活用いただける地風です。
さらに、両面仕立てとなっており、お着物に合わせて使い分けていただけます。
裏面はシンプルな段文を織り表しました。
匠の技によって生まれた比類なき織り味、そして洗練された独創的なデザイン性、
二つを見事に兼ね備えた逸品を、お手元にお届けさせていただきます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
表:お太鼓柄
裏:お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご年代は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、御召、紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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