【万葉染職】 特選本手加工友禅付下げ着尺 「雪輪吉祥花文」 半世紀にも渡り、探求された美の心。 合わせやすい柄付けでスッキリシルエット。

【　仕入れ担当　戸高より　】
柔らかい風合いにそっと並べられた名門の染め。

類まれなる「型友禅」の技法を基に
京友禅の技法を研鑽し続け、
多くの賞を獲得している染匠でございます。

知るひとぞ知る京の一流染匠【　万葉染織　】。

弊社でもご紹介の機会は少なく、
あまり耳馴染みの無い方もいらっしゃるかと存じます。
その為、こだわり抜かれたこの美の結晶を
初めてお目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか？

繊細で洋のテイストを込めたモダンなデザインで、
お付き添いはもちろんのこと、
趣味のお席やパーティー、観劇、コンサートなど
個性をもって装うセミフォーマルな場面にもオススメでございます。

無地場にあるのは寂しさではなく、その本質ある「ものの良さ」。

魅力ある付下げのお着物姿を
自信をもってお届けさせていただきます。

問屋さんがお持ちであったいくつかから厳選してまいりました。
この機会をどうかお見逃しの無いようにお願い申し上げます。


【　お色柄　】
やわらかく溶け込む上質な絹地。

丹後ちりめんの駒無地は淡い灰青色に染め上げて。
スッキリと帯合わせのしやすい表情を創り。

意匠にぽつりぽつりと小付けの柄付けで
雪輪文様の輪郭を描き、その内に吉祥花の意匠を込めました。

艷やかな金彩も加えて、あえて無地場を多く取ることで、
お柄を活き活きと引き立てております。
スッキリとした地色の中でもキリッと浮かび上がる印象のお柄。
さり気なくも存在感のあるおしゃれ着としてお楽しみください。

【　万葉染織（まんようせんしょく）について　】
1971年（昭和46年）創業
京都友禅協同組合所属

糊や摺り等の伝統的な技法を用いた
板場の型友禅の着尺をメインに
熟練の職人がものづくりを続けている。

【　京友禅について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年6月2日指定）
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅（京友禅、加賀友禅、
江戸（東京）友禅）の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月（1976年）には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。

バイヤー
戸高 嘉也

090-8753-0050

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。