商品番号:1529802
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
はっと目を惹くこの風格…。
一糸入魂のこだわりの物創りをされている
西陣の織元【 松屋加藤 】さんの作品。
現在でも一人でコツコツとものづくりをされている
通のみぞ知る小機屋さんでございます。
中でも手仕事に特にこだわった
【 手工芸 那由多 】シリーズをご紹介致します。
もちろんのこと大量生産されているものでは無い。
また量産したくてもできない、
手織りならではの手間暇掛けられた工藝帯。
数が無いものですから、
通常広く流通するようなお品でもございません。
合わせていただくお着物は訪問着や付下げ、色無地、小紋など
そっと趣味性を添える装いにお薦めです。
なかなかご紹介の機会のない希少なお品。
この機会に是非ご検討くださいますよう、お願い致します。
【 お色柄 】
銘[ 荒磯文 ]
荘厳なきらめきを魅せる燻したような風合いに織り上げた金箔。
しなやかなその地にさざ波のようなラインが織り出され、
それを背景にアーチ取。
内に荒磯模様を表現致しました。
合間には遠州緞子の柄が素敵な彩りのリズムで尽くされております。
和の意匠ながらもどことなく、
エキゾチックな雰囲気を漂わせるお洒落なテイスト。
ハイセンスないお洒落な後姿を演出致します。
フォーマルの帯姿に趣味性、個性を表現したい方に
自信を持ってお勧めさせていただきます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い 茶席など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地 お召など
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