商品番号:1525656
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
知る人ぞ知る西陣の小機屋。
帯に精通されている方ならご存知かもしれません。
【小林定織物】より、特選西陣織袋帯のご紹介です。
創作数も大変少なく、めったとご紹介できない希少品。
高級専門店をメインに、数点ずつしか販売されることのないお品でございます。
丁寧なものづくり、地値打ちのある風格ある織りくち。
お目に留まりましたら、
他と一線を画すそのこだわりのものづくりをご堪能頂きたく思います。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 色柄 】
実に軽やかに織り上げられあた帯地は、
艶々と、深い光沢を持ってあらわされた鶯色。
さらに引箔にて、艶々と、
美しい光沢を持った大胆な紗綾形が、背景として織り出されました。
そして、お柄には和の彩をまとった源氏香のお柄が。
ご覧いただけますでしょうか。
その織り表現、揺らぎほのめく箔の面持ち。
繊細に織り出された細やかな菱格子に、
かすれ調子の箔と、なんと緻密なこと…
近くで見て始めて気付く、そのどこまでも手の込んだ織り表現に、
思わず心奪われてしまいます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%指定外繊維以外
長さ4.4m(お仕立て上がり)
小林定織物謹製
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~40代
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティーパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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