商品番号:1529472
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
こんな贅沢なお着物、そうそうございません。
大島の名門【 恵大島紬織物 】の7マルキカタス式、
白恵泥を用いた白大島生地に、
絞り染の名門・藤娘きぬたやによる
贅沢な絞り染を施した特選白大島紬を仕入れてまいりました。
大島紬の絣と凹凸ある絞りのシンフォニー。
過去にこういった手の混んだお品は数少ないながら
創作されておりましたが、あまりに高額になる事、
熟練の職人がどんどん減少しているため、
現在ではほぼお見かけいたしません。
お仕立て上がりならではの
お値段でご紹介させていただきます。
寸法のお直しにつきまして、お気軽にお問い合わせください!、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄手で絹鳴りのする、白大島ならではのオフホワイト地に、
織りなされた7マルキカタス式による葡萄の意匠。
その上から絞り染も施されております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
概ね美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 恵大島紬織物について 】
恵積五郎が興した大島の織元。
1969年に積五郎の息子・恵美知雄が
恵大島紬織物の2代目社長に就任。
恵美知雄が確立した「白恵泥」(白土を使い、
泥染めでありながら白い地色を作り出す技法)
で特許を取得している。
恵大島紬織物の紬は通称「恵大島」とも呼ばれる。
後継者不足により閉業した。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:ピンク色
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、ホテルランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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