商品番号:1528969
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【 仕入れ担当 中村より 】
各国の有名美術館が視察に来るほどのその技術はまさに本物…
お見かけすることのない誉田屋(山口)源兵衛の経錦御召訪問着。
憧れの超逸品もん屋さんの逸品をご紹介致します。
誉田屋源兵衛さんの経錦はご存知の方も多いでしょう。
古代裂からの研究の末、現代に甦らせた織物として、
お着物好きの方で知らない人はいないほど、あまりにも有名です。
正倉院裂の時代の経錦を復元させながらも、
過去の経錦では成しえなかった、
織幅いっぱいまで自由な文様が描けるように発達させました。
また、緯錦(通常の織物で用いられる緯方向に糸の層を成す織技法)を加えることで、
経錦・緯錦のみでは実現しえない絶妙な色彩表現を可能にし、
新しい織物として完成いたしました。
画面上でどこまでお伝えできるかわかりかねますが、
自信を持っておすすめさせていただきます。
【 色柄 】
シックな墨色を基調として繊細に濃淡を付けて織り上げた経錦の絹地。
色彩が絹地の上で溶け合って生まれた幻想的な世界。
意匠には一本一本太さを変えた横線を幾つも集めて、シンプルながら奥深い面持ち。
そこにすっと走った金彩のラインが上品な煌めきを添えて…
しなやかかつ、ふわりと軽い織味が、上質さを存分に感じさせてくれます。
シンプルな面持ち、故に洗練された高級感を放つ逸品。
様々なシーンでさりげなく存在感を発揮する、
お召しいただきやすい一枚かと存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 経錦について 】
経糸によって地の文様も織り出す錦のこと。
織りだす模様が三色の配色によるものであれば、
三色三本の経糸で層を成し、それぞれの色を浮き沈みさせながら、
地や文様を織り出します。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49.3cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 28cm(7寸4分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm(1尺9寸0分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お出かけ、観劇、お食事、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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