商品番号:1528895
【 仕入れ担当 戸高より 】
西陣織物の老舗が生み出した
お茶席にこれ以上なく映える九寸名古屋帯。
1738年創業、270年以上もの長い歴史と共に
その卓越した技術を研鑽し、
フォーマル帯の製作に定評を持つ織屋でございます。
某有名百貨店がほとんど独占で販売されているために、
ほとんど市場に出回ることのない
【 篠屋(ささや)織物 】。
末代までご愛用いただける本物、至高の織り味。
緻密でしっかりとした打ち込みから生まれる
コシのある柔らかさ。それでいてしなやかな手ごたえ。
どれを取っても一流でございます。
奥ゆかしさの中に感じられる最高の気品。
驚くほどのお値段で仕入れてまいりました。
どなたがご覧になられても、
その上質さは一目でおわかりいただけることでしょう。
このせっかくの機会に一流名門の綾なす織美を
お手元でお楽しみくださいませ。
【 お色柄 】
綿密に織り込まれた帯地は
柔らかさを持ちつつもしっかりと。
決して安物ではない独特の触り心地を演出。
その帯地は白を基調として織り上げられ。
うっすらと斜線の地紋を与えられた
スッキリとした印象でございます。
お柄は市松の文様へ表現された蒼の色彩に
麻の葉や青海波、菱文様などの吉祥文様を織り描きました。
格調ある文様ながら現代の空間に溶け合う伝統の立体感ある表情。
合わせていただくお着物の地色も、
濃淡選ばずご使用いただきやすいひと品です。
お茶会のお稽古や、観劇、お集まりのお席やお出かけなどに
色無地や付下げ、小紋などに合わせてお締め下さい。
シンプルながらその意匠美、機能美、
そして組織美を追求した逸品九寸名古屋帯。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています