商品番号:1528415
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
首里織の第一人者であった大城志津子さんに師事し
今では首里織と言えば真っ先にその名が上がる、新垣みどり氏。
同学の米須幸代さんとともに「あや工房」を立ち上げられた
氏による、特選品を仕入れて参りました。
目にした瞬間に自然と心惹きつけられてやまない…
道屯織と花織を併用して織り上げた極上品。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
絹本来の美しい光沢を放つ絹布。
上品な印象の白藍色を基調として
道屯織の合間に実に規則正しく、繊細細緻な浮織りが施されました。
柔らかな光沢感。
光の所作で色味の印象が変わり、着姿となればその色彩変化は本当に美しいもの。
遠目にはシンプルな格子模様に見えるような、
それでいて、近づいたときにはハッとする。
多色を用いた花織とはまた別の…
感性に響くような高貴さと、洗練された面持ちでございます。
本当に、ため息がこぼれます。
なかなかご紹介の機会もございませんので…。
織りのおきものファンの方には、どうぞお見逃しなきようにお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.6m
お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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